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本当にただの備忘録

気が付いたことを書き留めておきます。モタリケ。

ポリオの症状と障害部位

ポリオとは

ポリオ(急性灰白質炎)は、ポリオウイルスが脊髄神経前角の運動神経核を侵すことで四肢を中心に弛緩性麻痺を起こす急性ウイルス感染症である。

 

感染者の90%以上は不顕性感染症で症状は無く、5%程度が感冒様症状、1%程度が無菌性髄膜炎となる。

 

症状

麻痺型は、ポリオ全体の感染の約0.1%とされる。数日の発熱に伴って背部痛、頸部硬直を主とした髄膜炎症状が現れ、解熱に前後して急性の弛緩性麻痺が四肢を中心に出現する。麻痺型患者の約50%が筋拘縮や運動障害などの後遺症を残す。球麻痺を合併し、呼吸不全により死亡することもある。

 

障害部位

ポリオウイルスは、経口より感染し、リンパ節や小腸で増殖した後、ウイルス血症を起こし、親和性のある中枢神経組織を侵す。この時、最も障害されやすいのが脊髄前角細胞でこのことが典型的な麻痺を起こす原因となる。

 

ポリオ後症候群(PPS)

ポリオに罹患して10年以上の安定した時期を経た後、筋萎縮、筋力低下、疲労、息切れなどの新たな身体所見が出現することがあり、これをポリオ後症候群と呼ぶ。ポリオ感染後は前角細胞の減少を他の前角細胞や筋肉が代償している状態であり、加齢とも重なることで、筋や神経に過剰な負荷がかかり二次性に症状が出現すると考えられる。